クーデターが発生してから3年半も経ってしまいました。
前回も書きましたが、現在の状況下では表立った支援は現地では行えていません。
その後も当会の活動の拠点である南シャン州のカローには、北シャン州などから
難民が避難してきたりしているのですが、地元の村長を通した秘密裏の支援も
難しくなっています。
それでも先日は僧院への寄付を装って僅かですが私財でお金を渡すことができました。
現在、国土の50%以上が反軍政勢力の支配下に置かれたという情報があります。
カローはまだ支配の外におり、戦闘が行われていないため今のところ安全ではあります。
しかしいつ、戦闘に巻き込まれてもおかしくない状況が差し迫っていると言えます。
早くミャンマー国内の争いが終結して、平和で豊かな生活が戻ってほしいと切に願っております。
そしてまた現地の人々と気兼ねなく笑顔で交流できる日が来ることを祈っております。
また何か動きがあればこのサイト上でご報告したいと思います。
写真は今年、現地に赴いた際に撮影したカローと周辺の様子です。
不安の中、それでも逞しく人々は暮らしています。